見た目と中身が反比例

俳優さんが好きで舞台を見に行くオタク未満の日記。盲目的で肯定的。

5DAYS 稽古場見学会

若手俳優について

 

5DAYS稽古場見学会に行ってきました。
ネタバレってほどじゃないけど、配慮しつつ、覚書程度に書こうと思います。

 

 

当日
スリッパに履き替えて、そわそわする時間を過ごす。
そわそわそわそわそわそわそわそわ

 

スタジオ内に入ると機材とかゴロゴロ出てて、当たり前だけどスタッフさんもいて、なんというか、異空間?
来たことない空間で落ち着かない。

目の前には舞台装置。客席が近い!!

スタッフさんと演出の石丸さんのご挨拶のあと、キャストの登場。
あまりにスルッと出て来るから拍手が遅れるという。
東さん「あれっ?」
もっと、こう…どうぞー!みたいな拍手のキッカケが欲しかったです笑
真志さんはやっぱりあのア○ダスを着てました。

順番にキャストさんから挨拶。
土曜日は稽古場を移ってからは稽古の初日だったそうで、観客もキャストもみんな緊張気味。

マルシア「ごめんなさいね、スッピンで」「当日(のメイク)との差を楽しんで」

お世辞でもなんでもなく美人だから全然そんなそんな。でも当日のビジュアルも楽しみです。

 

見学会なんて初めてだからどんなものなのかもわからないし、稽古風景ってそんな神聖なもの見ていいのかと震えてたし、最初の注意事項で「すごく集中してるから音も立てないで」って(当たり前だけど)言われてガッチガチに緊張してたんだけど
マルシアさんのおちゃめさにすごくすごくホッとしました。
普通に客席のすぐ後ろの席で台本読んでて、呼ばれたときに他キャストから「溶け込んでる笑」とツッコまれ。おちゃめさん!

 

最初の全員で歌うシーンから、ハワル(東さん)とリェータ(豊原さん)が会うシーンまで。
少しずつ何度か繰り返して作っていく様子をじっくり見学させていただきました。

 

ポドフ役の柳下さんはシーンをやり直す度にアプローチをガラッと変えて挑むのがすごく印象的でした。
1つのセリフでこんなに表現の仕方を変えてこられるなんて、すごい数の引き出しを持ってるんだろうなぁと思いました。役者としての瞬発力が高いんだろうか?それともこれが普通なの?役者さんって改めてすごい
柳下さんもムードメーカーというか、役どころがチャラい(語弊)のもあって何度か笑いを誘ってました。

 

東さんは2回ほど「もっと明るく!」と言われてました。

全体のバランスを見て演技の振り幅を変えることもあるんですね。

石丸さんの演出の仕方が導くみたいなかんじで、違うかもしれないけど、お母さんみたいって思いました。

 

ナウチ役の中山さんはとあるシーンでビンの入った袋をを舞台袖?下手側のカーテンの向こうに置いて来なきゃいけないんだけど
1回目は普通に一旦引っ込んで置いて来たところを石丸さんに指摘され。
石丸「足でこう(袋を蹴るかんじに)さ」
中山「音立てないようにしないと……」

同じシーンをもう1回やったときに実際に足で押し込むようにしてみたけど、やっぱりガチャガチャと音が鳴って、笑いが起きる。キャストもスタッフさんも。和みましたねーーー!良いと思います!!

スタッフさん「笑っていいですからね。そのほうが中山も助かります」

 

シーラ(大山さん)とリェータのシーン。

待ってた!イイ声!!イイ声!!!

客席からの見え方を考えて微調整を繰り返しながら1つ1つ決めていく様子を見てて
「ホントにリアルな稽古なんだ…」と急に心がザワザワしました。

 

シーラに意見するリェータのシーン。
石丸「エリカその(パーカー)下なに着てる?」
豊原「………えっと……………」
口ごもりながらはにかみ笑顔がかわいかったです。
着てない!フーゥ‼と上手側からヤジが飛ぶ。たぶん柳下さん。違ったらすみません。
背景と同化してしまう色だったため、すぐに白いお洋服に着替えしてらっしゃいました。

 

石丸「このシーンはお兄ちゃんとして止めて。さっきのだとね、脅迫してる」
大山「そっすよね。脅してましたよね」
ごめんね、って小さく豊原さんに謝る真志さん。

 

いくつか和田さんから本番用のオケも上がって来てて、キャストも今日(見学会の最中)初めて聴いたそうで。
ピアノだけのときとあまりに曲のイメージが違い、お芝居の最中なのに「おおおおお?!」と柳下さん。
ロック調ですごくカッコいい!!
そのままマルシアさん演じるドゥーシャの曲、シーラの曲、と続いていき、ハワルとリェータが会う……、まで。

 

すごく良いところで切られた!!

気になる!!もうっ!上手なんだから!!笑

 

シーラの曲がすごくかっこよくて、歌もカッコよくて、あまりに楽しそうに力強く歌うから、なんかもう泣きそうになった。ちょっと涙ぐんでたよ私。かっこいい…半年分くらいの真志さんを浴びた…たぶん
自然と手拍子が起きるくらいノリが良くて、ほんとカッコよかったです。
真志さんすごく楽しそうに歌うからホントに心の温度が2℃あがる。

 

シーラが歌ってるときにセンターからポドフとナウチとハワルが降りて来たんですけど、1回目は普通にノリノリに踊ってるだけだったんです。なのに2回目ポドフがすごい頭振って狂ったようにノッてるから思わず笑っちゃいました。あれはズルい。今日だけで柳下さんが好きになりました。

 

曲の確認をしてるところをこんな近くで見てていいの……

チケット代と別途お金払うよ…?
キーの調節や歌い出しの確認などなど。

 

マルシア「これ恥ずかしい!」
大山「恥ずかしいですよね!」

マルシア「みんなこれ内緒ね!」
スタッフさん「ハッシュタグですか?」

 

何が内緒かは、……内緒なんですけど、マルシアさんすごーくおちゃめさん。かわいい!怖い人なのかなって思っててごめんなさい。
セクシーで妖しくて、魔女と呼ばれるドゥーシャに相応しいプロポーション。そして素敵な歌声。

マルシアさんも豊原さんも、あの細い体のどこからそんなパワフルな声が出てるのか。絶対喉にアンプついてる。

 

あっという間に時間が過ぎて、もっと見たい!もっとすごいとこ見学してたい!と思いながら退場……
ああやっていろんなところを調節しながら、変えながら、舞台が出来上がるんだなぁ。
一般人にはなかなかできないようなことが目の前で至極当然に行われててちょっとホントにあの時間は貴重すぎます。

 

 

とんちゃんさんはとても背が高かったです。手足が長かった。あとローテンション。

 

真志さんは、ハワルたちのシーンをカーテンの向こうから顔だけ出して見てました。
しゃがんでたんだと思うけど、床から顔だけ浮いてるように見えてちょっとビックリした。

 

 


ハッシュタグつけて盛り上げてね!って言われたんですけど
ツイッターで収まらない!と思い、ポツポツと書かせていただきました。

明日、明後日も見学会は開催されるそうです。
見学会応募はもう終了してますが、チケットはまだ販売してるので、どうぞよしなに。

 

あー!増やそうかなー!



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